出口さんの新刊です。
出口さんの本はほぼ全て読んできましたが、出口さんの見識の深さから学ぶことがたくさんあります。
自由意志と構造主義の話、歴史上の人物(クビライ・武則天・エカチェリーナ2世等)の逆境の話。。。。
新たな視点、視野を本1冊で得ることができるってすごいことだと思います。
ちょっと不思議だったのが、出口さんには人間関係トラブルに関する話があまり出てこないこと。
部長時代の社長との経営方針の違いが出るぐらいです。
おそらく、相手がどう思うか?なんてことに時間を浪費しても生産性がないと思っているのかなと。
自分がコントロールできることに集中して、結果は偶然の賜物と思っている節があります。
出口さんのような考え方をもった人が日本にもたくさん出てくると面白いですよね。
「教養とは人生をワクワク・ドキドキさせるもの」
本書にもこれに近しい言葉が書かれていましたが、改めて教養を深めるって重要だと思いました。