アメリカ人が尊敬する大統領ランキングでは、リンカーンは常に上位に入るそうです。
リンカーンの経歴はAmazonPrimeの「エイブラハム・リンカーン」を観て理解しました。
北部と南部の奴隷制の見解の違いは、国を真っ二つに分けてしまうほどの危機的状況下でした。
イデオロギーの対立の根っこは対話では解決できるものではなく、南北戦争にならざる負えなかったですが、なんとかアメリカを1つにつなぎとめた。
そして、奴隷制の撤廃は黒人奴隷に対して、希望という光を灯した偉大な人だったと理解しました。
動画ではリンカーンがいかに重圧のなか、アメリカの舵取りをしていたかの解説が印象的でした。
下の写真は痩せこけたようには見えるのは、私達が想像を絶するほどの重圧と戦っていたからでしょう。
けど、まっすぐ見つめる目元は強い意志を感じます。
リンカーンは憲法のもと「人はみな平等である」と、アメリカ人をあるべき思想(ステージ)に導きました。
人を新しいステージに導くには、本当のリーダーシップないとなし得ない大事業だと理解しました。
戦争終了後まもなくリンカーン暗殺という最悪の末路となってしまいましたが、リンカーンの残した形跡はアメリカの人たちを中心にきちんと受け継がれているのかなと思いました。
私はこの演説集と動画を観て、心から尊敬の念を抱かずにはいられません。
素晴らしい本と出会うことができて、本当幸運でした。