最近、マネジメントとはなんだ?と考えることが多くなってきました。
きっと部の成果を最大限にしたいけど、まだまだだと思っているからです。
改めて自分以外の人間と一緒に仕事をする以上、1人1人の特性や長所・短所を理解しておくことは重要だと思っています。
「適材適所」はマネジメントスキルのうち重要な1つだと思います。
サッカーでいえば、FW、MF、DFどれが適正があるかですね。
偏見あるかもですが、ざっくりいえば
FWはガンガンに攻める人
MFは全体バランスを取れる人
DFはきっち守れる人
それぞれ求められるスキルは違いますよね。
また、1人が見れる(与えたタスクがきちんと合格点を満たすようレクチャーする)人数も限界があることを知りました。
大昔のエジプトではピラミッドを作る奴隷を監督している人は約10人の奴隷を
監督していたそうです。
また、モンゴル帝国のクビライ・カーンの軍隊も1人の隊長が10人の部下を指揮していたそうです。
そういえばサッカーも監督がフィールドに指示している人間は11人ですね。
(ただ、ラクビーはもっと多いですね。。。)
概ね、1人が見れる(指示・指導できる)人間の数は10人ぐらいまでじゃないかなと思っています。
マネジメントする人間ができる仕事の範囲と深さは広く浅くが原則で、配下のメンバーは狭く深くタスクを行うので、メンバーがしているタスクについてはマネジメントする人間よりよく知っているはずです。
とすると、あるタスクでメンバーからマネージャーにどうしたらいいか?と相談が来たときは、メンバーの方が知っているはずなので、マネージャー以上に考えていないはありえないとも言えると思います。
ただし、会社全体の動きという観点はマネージャーの方が知っているので全体観という観点ではマネージャーの考えが必要だと思います。
「広く深く」はキャパオーバーになるリスクが高いので、俗にいうプレイングマネージャーは、マネジメントに集中したい。けどプレイヤーとしての仕事もたくさんあるし。。。とジレンマに陥りやすいんじゃないかなと思います。
最後に特に大事だと感じたのが、仕事を与えるときに権限と責任はワンセットであることです。権限がないのに責任を負うことは理不尽だなあと思うし、権限は持っているけど、責任はとらないは、結果として仕事が機能しないと思います。
さらに上に行くほど、「結果責任」が問われるので部下が不祥事を起こしたときに役職者は「知らなかった」は済まされないですよね。
適材適所できる目利き・マネジメントできる人の人数と範囲の限界・権限と責任を考慮した仕事の割り振りの3点はマネジメントスキルとして重要だと感じました。
これからもマネジメントについて勉強していきたいと思います。