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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

営業台本を作る→暗記する→実践する→改善するを繰り返せば「誰でも」成約率が上がる:「トップセールスは教えてくれなかった!営業は台本が9割」( 作者:加賀田 裕之 2024年6冊目) #セールス

 

いくつか営業本を読んできましたが、これが今まで読んできた本のなかだと1番しっくりきました。自分のチームにも展開できるよう本の内容を消化していきたいと思います。

 

<刺さったフレーズ>

気合・カン・根性では売れない。

コミュニケーションで重要な3つの要素:
誰が話すか?→人間性の改善(時間がかかる)。
何を話すか?→営業台本(トークスクリプト)の改善。
どう話すか?→見込み客に伝わる話し方の改善(誰でもできる)。

台本営業とは何か?
購買心理に基づき、売れる営業台本を作成し、伝わる話し方を訓練する。
ニーズの深掘りを体得すれば成約率数+%UP。

成約数を80%にするための5ステップ:
①人間関係構築
②ニーズの深掘りとウォンツアップ
③商品説明
④クロージング
⑤反論解決

営業台本:
最初から完璧を目指さないこと。
自分がお客様だったら、どう思うか?を考える。
時代と顧客に合わせて、台本をアップデートする。

いい台本とは?

形式面:
目次、ページ数の記載がある。
各ステップの「ゴール」が明確に記載されている。
顧客パターンは多くても5パターンぐらいにして、まずは典型的な顧客に対する台本を作成する。
箇条書きではなく、具体的な会話形式になっている。
内容面:
トークの「意図・背景・目的」が記載されているので、いろいろなパターンに応用可能。
新人でもベテランでも活用できる。
具体的な顧客を想定して作られている。
スランプになったときに、どこがダメだったのか振り返ることができる。
専門性と親切、熱意

セールスパーソンに必要な4つの自信:
①自分の会社に対する自信
②商品・サービスに対する自信
③職業(販売行為)に対する自信
④自分に対する自信

人と信頼関係を深めていくにはどうしたらいいのか?

①顧客の状況(立場)、感情(動機)を理解する→感情理解力。
②自分を顧客の立場に置き、感情を分かち合う→感情移入力。

ページング

①話し方を合わせる:
スピード、声の大小、音程の高低、テンポ、口調。
②相手の状態に合わせる:
呼吸のリズム。
③呼吸に合わせる。
④感情を合わせる。
⑤考え方・信念を合わせる。

バックトラッキング

レベル1: 事実をそのまま繰り返す。
レベル2: 感情を繰り返す。
レベル3: 言い換える。
レベル4: 要約する。
レベル5: 信念レベルを繰り返す。

選ばせるクロージングの5ステップ

予算感をさりげなく伝える。
複数プランから選ばせる。
高い金額から提示する。
選択を褒めて、理由を聞く。
値引き交渉を残してお客様に勝たせる。

反論解決は必ず想定しておく

1.どんなところをお考えですか?
2.わかります!そのようにお考えだったんですね。金銭感覚がしっかりしていて素晴らしいです。
3.他のお客様も最初はXXと考えていましたが、XXという理由でスタートされたんですよ。
4.なぜなら、XXでとメリットを伝える。

質問により反論の状況を明らかにする

なぜ検討しようとしているのか?
総額が高いのか?
決裁権者が別にいるのか?
中身で気になるところがあるのか?
反論の例と対処方法

「そんなに必要ない」
→お客様自身でも、はっきりと自分が何がしたいのか?自分はどうすべきなのか?をわかっていない場合がほとんど。
「急いでない」
→ニーズの深掘り。緊急度(今すぐ)&重要度(本気で!)。
「お金がない」
→本音を言ってくれていない。つまりは、人間関係構築ができていない。
「高い」
緊急かつ必要であれば、誰でもお金は捻出できる。ニーズの深掘りに戻る。