ホットペッパーはどのようにして生まれたのか、また事業を運営していく上でのどんなことに気をつけていたのか記載されています。
社員でない集団がつくったオバケ事業という表現からも、ホットペッパーがその当時リクルートが行っていた事業とは一線を画す事業です。
◆よかったところ
•できない理由を上手に説明している
→できることを考えない人に向けての言葉です。確かにこういう人もいるなあと思いました。
•事業は物語だ、勝つシナリオをつくれ
•組織図にはすべてが表れる
→参加する全員の名前をきちんと書く必要性があることを再認識しました
•誰がバカなのかはっきりわかる組織にする
→言葉は強いですが、要は誰が責任を取るのかという事が明確になっていない組織は×という意味です。
•頑張るではなく、売上等数字で語れる組織をつくる
数字でコミュニケーションできる組織でないと抽象論になってしまう、その危険について説明しています。
◆わからなかったところ
わかりやすく説明しようという意図を本を読んで伝わってきたものの、本の構成が悪い?のか、自身が事業立ち上げの経験がないからなのか一回読んだだけではなかなか頭に入ってきませんでした。
たくさん参考となる知識•知恵•技術があるのでもう少しシンプルな構成でもいいのかと思いました。
◆身につけたい考え•習慣
自身が事業を立ち上げたときに読むと、より深く理解できるのではないかと思いました。
Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方
- 作者: 平尾勇司
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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