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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

"いいサラリーマン"は会社を滅ぼす:「無印良品の人の育て方」( 作者:松井忠三 2024年1冊目) #良品計画 

 

今年も読書ライフを楽しんでいきたいと思います。

 

本業も副業もマネジメント業務をしているため、育て方は自分にとってはとても興味あるテーマです。

 

人の育成はなるべく仕組み化して、属人化しないことが重要です。なぜなら人の評価は甘辛が出やすいところだからです。

 

良品計画においてはそのあたりがとても徹底されているように感じました。

 

人が成長する会社を「いい会社」という

 

至言だと思います。個人の市場価値も上げてくれる会社がいいですよね。自分も第2新卒で入った会社がかなり自分を鍛え上げてくれたことを本当に感謝しています。

 

絶え間ない異動が人を育てる

 

異動には下記効果があるそうです。同意です。

①確実なキャリアアップ、②チャレンジ精神の維持、③多様なネットワークの広がり、④他人の立場への理解が深まる、⑤視野を広げられる

 

事業会社だと気の合わないチームと一緒になると、長期間にわたってはしんどいと思います。絶え間ない異動で輝くスタッフを何度もみてきたので適材適所の施策として異動頻度は高い方がいいです。

 

MUJIGRAM(業務マニュアル)と業務基準書があることで「人に仕事をつける」のを防ぐことができる

 

人に依存している仕事が多くて属人的な判断によって、苦労しているスタッフは多いと思います。会社としての「軸」がないと問題が顕在化するのは現場スタッフからすぐ出ます。

 

良品計画はそのあたりを仕組みで防ぐことに注力していることがわかります。

 

無印良品では人事部だけでは戦略人事になるような制度をつくることはできないので、「人材委員会」と「人材育成委員会」という組織をつくった

 

人材委員会・・・適材適所の人材配置を実現させるための組織

人材育成委員会・・・人材育成のプログラムを考える組織

 

この組織の考え方は自分の会社において非常に参考になりました。

自分でも提言できることがあれば言ってみたいと思います。

 

 

Youtube良品計画の動画がありました。本に書かれている内容も映像として紹介されていてより理解が深まりました。

www.youtube.com