不毛地帯の主人公のモデルとなった瀬島龍三に興味があり本書を読んでみました。
瀬島龍三の人物の考察だけではなく、戦後賠償やカダルカナル作戦、シベリア抑留の惨状がリアルに書かれていて、戦争の恐ろしさを一層感じました。
戦争とは人を非人間的に扱ってしまう、恐ろしいものなんだと感じました。
731部隊なんてほとんどフィクションぐらいに思っていたけど、実際にペストを流行させる生物兵器を作っていたり、人体実験をしていたことに戦慄を覚えました。
歴史から大きく学ぶことは多そうです。
願わくば戦争回避は全ての人類にとって最重要な共通認識であって欲しい。。。
本書を読んでそう思いました。