やっぱり世界史はいいですね。1人の人間の生きざまを学ぶことができます。もちろん、トントン拍子に成功の階段を登る人なんてほとんどいません。
才能がありすぎて妬まれてしまったりする人もいます。
本書で紹介されている歴史人物は下記ですが、十分知っている人物であっても、知らないエピソードがあって読み応えが十分にありました。
オススメです。
<本書で紹介されている人物>
劉備玄徳
オットー・ビスマルク
ミルティアデス
フリードリヒ大王
昭襄王
フィリップ・ペタン
小モルトケ
メフメト2世
ヘライクレイオス1世
タフマースブ1世
賈詡文和
桜井規矩之左右
<メモ>
才をひけらかさない才能
繁栄は砂上、妬みは津波
次のことは次に考えよ
小出し遅出しは兵法の愚
戦力と兵力は別物
戦の勝敗は兵力より勝機
窮すれば即ち変じ、変ずれば即ち通ず
将才と君才は別物と知るべし
ピンチはチャンスを生み出す。人智のおよばぬ原理が働くことあり
王手小手より先手
弱点をさらして勝機を探る
心折れざる限り勝機あり
毒も使いようで薬になる
戦略と戦術の混同
戦略 最終目的を達成するための大まかな計画方針
作戦 戦略を成功に導くための個別・具体的な計画
戦術 作戦を成功に導くための現場での手段・方術
連戦連勝は敗北への一里塚
チャンスが来てからあわてて始めたのでは遅い
逆境と飛躍は表裏一体