MacのPythonのバージョンが2.7.xだったので、3に切り替えたくて
環境構築完了までの流れをざっと書いてみました。
まず、Python3がどこに格納されているかは以下のコマンドで表示することができます。
※ない人はインストールが必要です。
$ which python3 /opt/homebrew/bin/python3.9
Python3にする方法はググると、「.zprofile」に上記Pathを通すとPython3を動かせるようです。
「.zprofile」の理解がイマイチだったので整理してみました↓
.zshenv
ログインシェル、インタラクティブシェル、シェルスクリプト、どれでも常に必要な設定を定義する
zsh が起動して、必ず最初に読み込まれる設定ファイル
対話形式のシェル設定をここですると、シェルスクリプト誤作動の原因になるため注意する
影響範囲が大きいので記述は必要最低限にするべき
.zprofile
ログインシェルに必要な設定だけを記述する
zshenv の次に読み込まれる設定ファイル
zsh ログイン時の一回だけ読み込まれる
.zshrc
ログインシェル、インタラクティブシェルの場合に読み込まれる
.zlogin
ログインシェルに必要な設定だけを記述する
最後に読み込まれる
役割は .zprofile とほぼ一緒。混乱を避けるため併用しないこと
.zlogout
exit コマンドで zsh を抜けたときに読み込まれる
.zprofileを編集する場合は、下記コマンドを打って「i」(編集の意味)を押します。
$ vim ~/.zprofile
次に下記設定を最終行に追記して、「:wq」(上書いて終了の意味)と打って完了です。
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)" export PATH=/opt/homebrew/opt/python@3.9/libexec/bin:$PATH
ちなみにVimの操作方法は下記サイトを参考にしました。
なお、補足として、私はPythonのバージョンを確認したところ2.X系でした。。。
なんでだー!っとあれこれ調べていたのですが、
再起動してバージョンを確認すると最新になっていました。。。
割とMacのPython等開発環境設定で困っている人は多いと思います。
自分のマシンで開発する必要がない人はGoogle Colaboratoryを利用するのも
ありだと思います。