山口周さんの本はつい現場に目が行きがちな自分からすれば、高次元のところからプロジェクトマネジメントの知恵を学ぶことができます。
プロジェクトマネジメントを専門にしている自分からすれば、プロジェクトマネジメントとは「組織として成果を出すためのスキル」と、重要なスキルと説明されているのは非常に共感です。
プレゼンテーション能力や英語やプログラミングなど、個としてのスキルばかりに目が行きがちになりやすいですが、組織で働く人が大半であるにも関わらず、組織貢献のためのスキルを意識している人は少ないと思います。
個人の感覚による見解ですが、山口周さんの書かれている内容に対して、新たな発見があったというよりは、自分が前々から思っていたことを可視化、整理頂いている感覚でネタは同じものだった印象です。
自分のマネジメント理論に自信が付きました。
ぜひ多くの方に読んで頂きたいと思います。オススメです。