読んでいると本書で書かれている内容がすっと、腹落ちしてくるような感覚を覚えました。
小難しい言葉は一切使っていません。
そして、記載されているセールステクニックもすぐに試してみることができそうです。
要点はたった、
・お客が欲しいもの(モノではなく便益)は一体何かを明らかにすること
・本書記載のお客のタイプを見極めて、それに合ったセールストーク4つステップを試みること
これだけです。
けど、1点目のお客が欲しいものはお客自身が気づいていないことが多いそうなので、それを明らかにするための質問内容はとても勉強になりました。
本書のセールススキルをマスターするといろんな仕事にも転用できそうです。
<メモ>
・お客が欲しいというものを、売ってはいけない
・あなたの足が、ほら「アリ地獄」に
・一生懸命にセールスを勉強しても売れない理由
・5分で人間関係を築く方法
・「魔法のセールストーク」への4つのステップ
・2分で変わる・実践イメージトレーニング
著者の公式サイトを見つけました。
メールマガジンの登録をしてみたのですが、文章がとてもよかったです。
メールが届いたので一部引用します↓
コンサルタントという仕事柄、数多くの企業家、起業家、
そして中堅・大企業の営業企画のご担当者の方々とお会いしてきています。だからこそ見えてくる共通点があります。
1.人間の感情・心理メカニズムを深く理解している。
2.伝える技術を身につけている。
3.ツールへの豊富な知識を身につけている。
4.数多くの実践例を見たりして知っている。
5.自分自身で実践経験を積んでいる。行動している。業績を伸ばし活躍されている方は、ここが共通しているのです。
ミクロ心理学・マクロ心理学といったMBAのコンテンツにある勉強とはまたちょっと違う、人の思考性やその人が欲していることを見極めるためのスキルを学ぶ方が、私は重要かもしれないと感じました。
なぜなら、これがわかれば人と仕事をすることが社外・社内にかかわらず円滑に行うことができるからです。
また、本書では人の心を汲むという表現を使っていました。
これはその人が行っている行為、その「背景にある心」、それを汲むこと意味します。
これができるようになると、相手は自分が認められたという感じがするそうです。
とても勉強になりました。
セールスに興味ない方でも心理メカニズムを学ぶことができるので、興味ある方はめちゃめちゃオススメです。