本講義の中にあった「アンガーマネジメントとは怒らないことではない」というのが目から鱗でした。
職業柄、プロジェクトマネージャーはアンガーマネジメントのスキルは必須だと感じました。
(余裕があればアンガーマネジメント講座をきちんと受講したいと思いました。)
というのも、いろんなメンバーと働くことはもちろん、トラブルが発生することが多いからです。
私も日々の仕事に対して、他人に対して怒りの感情が沸き立つことは多いです。
・責任転嫁
・長い言い訳
・返信ない(無視)
・タスクをしない
といったことなど。
(もちろん、私も常に自分のタスクを完遂できているわけではないですが)
けど、そういう相手に対して怒りが沸き立つときに、条件反射的にものを言うのではなく、グッと堪えることが少しずつできるようになった気がします。
それはなぜか?
なるべく自分が下記のマインドで仕事をすると前に進めることが多かったからです。
・まず謝罪をする
(行き違うがあったかもしれない、自分にも落ち度が少しでもあったと感じれば言っているような気がします。)
・いかにコト(事象)に対して具体的な解決をするのか
・自分の正しさのために闘わない
こういうマインドで仕事をすると、プロジェクトが前に進むことが多かった気がします。
あと、怒りに任せて人格否定をするような人と今後も付き合いか?という意味では誰もNoだとは思うので、そこは次のようなこともきちんと言ったほうがいい。というフレーズを↓に書きます。
「お怒りのXXのところは理解に努めるものの、△△の部分は明らかに人格否定なので、私は許容できません。退席させていただきます。」
(授業では人格否定は反則技であり、ハラスメント。場合によっては録音もありとのことです。)
また、部下に注意すべきことは具体的に理解してもらえるように、次のようなことを言っていましたが、使えそうな気がしましたので、それも記載します。
「あたなは言い訳しているけども、XXXという状態では、安心して仕事を任せられる状態とはいい難い。もし、認めない場合はそういう判断をせざる負えない。それは理解できるか?」
授業を学んで感じたことは、自分の「べき」というのは場合によっては、自分の非を認めず、相手を強く攻撃してしまう「呪い」になりかねない怖さを感じました。
人はバックグラウンドも全然違う以上、多様な価値観を持っている。また感情も人さまざまである。
こう考えると、自分の「べき」というのは割と柔軟に変えられそうな気もしますよね。
怒りにまかせて人格否定してくる人とは付き合わない。距離を取る。
自分が他人に対して怒るときは条件反射的に動かず、まず時間を少しおいて、冷静になってから理論的、建設的に物事を進めることが重要だと感じました。